去る6月2日（月）、当社は京都大学のKU-STAR（Kyoto University's Short-Term Academic Research） プログラム2025に参加するインド人学生7名を本社工場にお迎えしました。当該学生は現在、京都大学が主催する59日間の短期留学プログラムに参加しており、本プログラムには研究インターンシップ、日本語学習、日本企業への訪問が含まれています。
見学に訪れた当該学生は500名以上の応募者から選抜され、IIT (Indian Institute of Technology: インド工科大学) マドラス、IITデリー、IITカラグプル、IITガンディーナガル、IITハイデラバード、IISc (Indian Institute of Science: インド理科大学院) バンガロールといったインドの主要な学術機関に在籍する学生で構成されています。彼らの専門分野は、生物医工学、電気工学、化学、持続可能技術、材料科学と多岐にわたります。
学生たちは、半導体製造装置の製造工程を理解するため、学生は製造フロアおよびクリーンルームを見学され、当社の創業期から現在に至るまでの発展を紹介するサムコミュージアムも視察されました。また、創業者であり代表取締役会長の辻は、参加した学生たちに今後の学業とキャリア形成に対する激励の言葉を投げかけ、当社でのインターンシップや日本で働く可能性について言及しました。また、当社のインド人営業兼エンジニアであるヘマンズ博士が、インドから日本への移住経験、当社の職務内容、および製品について紹介しました。
当社は、KU-STARプログラムを通じた学生との交流を通じて、京都大学やインドとの継続的な連携関係の発展を期待しています。
●KU-STARプログラムについて
KU-STARプログラム（Kyoto University Short-Term Academic Research Program）は、京都大学が実施する短期の研究プログラムです。このプログラムは、京都大学の大学院への進学を目指す海外の優秀な学部生や大学院生に、最先端の研究に触れる機会を提供することです。参加学生は、京都大学の研究室に所属し、教員の指導のもとで具体的な研究プロジェクトに取り組みます。これにより、日本の研究環境や文化を体験し、将来のキャリア形成に役立つ貴重な経験を積むことができます。特にインドやオーストラリアなど、特定の国からの学生を対象としたプログラムも展開されており、国際的な研究交流の促進と、優秀な次世代研究者の育成に貢献しています。
リンク: 「KU-STAR Program for India 2025がはじまりました」京都大学大学院教育支援機構HP
＜お問い合わせ先＞
サムコ株式会社
広報宣伝室 土橋 篤志
075-621-7841