株主の皆さま・
投資家の皆さまへ

サムコ株式会社
代表取締役会長 兼 CEO

辻 理

株主の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申しあげます。

当社第39期(平成29年8月1日~平成30年7月31日)の概況報告に先立ちまして、代表取締役の異動のご報告を申しあげます。

平成30年10月16日開催の当社第39期定時株主総会と取締役会におきまして、代表取締役社長兼COOに川邊 史が就任し、代表取締役会長兼CEOに辻 理が留任することを決議いたしました。新社長の川邊 史は、平成20年7月の当社入社後、薄膜形成技術の研究や海外事業の拡大・推進を目的とした業務に従事し、平成28年10月からは海外事業を統括してまいりました。

このたびの代表取締役の異動は、さらなる事業の拡大に向けて経営体制の充実と強化を図ることを目的としております。株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援を賜りますよう心からお願い申しあげます。

当期(第39期)の事業環境と経営成績

当期、当社を取り巻く半導体等電子部品業界におきましては、IoT(Internet of Things)や人工知能(AI)の進展により主にシリコンを材料とした半導体メモリーの需要が急増し、これに関連した設備投資が積極的に行われました。また、当社の関わる化合物半導体および電子部品製造装置の販売マーケットにおきましても、新たなモバイル機器や車載センサーなどの電子部品分野、あるいはMEMS(Micro Electro Mechanical Systems=微小電気機械素子)といった先端分野での研究開発投資が幅広い企業で進んでおり、その中から本格生産への移行も進んでおります。

このような状況の下、オプトエレクトロニクス分野の通信用レーザーや面発光レーザー(VCSEL)、電子部品分野の高周波フィルタ、パワーデバイス、MEMS、各種センサー等の生産設備案件において商談が具体化し、国内外の複数顧客からの受注が増加いたしました。その結果、国内売上高は3,223百万円(前期比54.1%増)、輸出販売高は2,242百万円(前期比117.1%増)となりました。

以上の結果、当期における業績は、売上高が5,466百万円(前期比74.9%増)、営業利益は638百万円(前期は営業損失279百万円)、経常利益は642百万円(前期は経常損失214百万円)となりました。また、特別損失として関係会社株式評価損を76百万円計上し、当期純利益は407百万円(前期は当期純損失265百万円)となりました。