株主の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととご拝察申しあげます。当社第32期(平成22年8月1日~平成23年7月31日)の報告書をお届けいたしますので、ご高覧賜りますようお願い申しあげます。
当期は、中国を中心とする新興国経済の拡大に牽引され、緩やかな回復傾向にあるものの、3月の東日本大震災の発生により先行き懸念が強まる中で推移いたしました。
当社を取り巻く半導体等電子部品業界では、国内で東日本大震災を機に節電の意識が高まり、LED(Light Emitting Diode=発光ダイオード)やパワーデバイス分野への設備投資が活発化してまいりました。海外では中国を中心に照明用途のLEDの増産に向けた設備投資が積極的に行われました。このような環境の下、当社は国内ではLED生産用途向け装置やMEMS(Micro Electro Mechanical Systems=微小電気機械素子)用途向け装置、補正予算関連プロジェクトを含む研究開発用途向け装置などの販売に注力し、国内売上高は3,079百万円(前期比29.0%増)となりました。輸出販売高は2,173百万円(前期比15.0%増)となり、輸出割合は41.4%となりました。
以上の結果、当期の業績は、売上高が5,253百万円(前期比22.8%増)となり、経常利益は742百万円(前期比80.0%増)、当期純利益は430百万円(前期比73.7%増)となりました。
さて、当社が事業展開をいたします化合物半導体市場は、環境貢献型デバイス(通称:グリーンデバイス分野)として注目が集まっております。LEDは液晶テレビのバックライト用途での普及が広まり、「省エネ」「節電」に絶大な効果があるとされるLED照明として皆様の身近な存在になりつつあります。当社はLEDやTSV(シリコン貫通電極)向け装置のラインナップ強化を図り、従来からのワン・ストップ・ソリューション(一貫製造ライン)の更なる展開を図ってまいります。また、期待されるパワーデバイス・三次元LSI・ナノテクノロジー分野に対応した装置の拡販に注力し、事業計画の達成を目指してまいります。
株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援を賜りますよう心からお願い申しあげます。